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スマートフォンブラウザの幅にピッタリ!コンテンツ幅を合わせちゃうjQuery

スマートフォンブラウザの幅にピッタリ!コンテンツ幅を合わせちゃうjQuery

こんにちは、フロントエンドの、のりこです。

『スマホやタブレットでも見れるようにしたいんです。』
という要望は昨今、珍しくなくなってきました。
むしろ定番(;一_一)

スマートフォンの場合はPCとは違って、各端末の解像度がバラバラでも、

コンテンツの幅がピッタリ♪

になるようにjavascriptで仕込まなきゃなりません。

viewportじゃアカンのん?

viewportで width=device-width を指定すればいいじゃな~い?という説もありますが、Androidで上手く行かない場面に直面してしまいました。Σ(゚д゚|||)ガーン

さらにAndroidならこれでピッタリになるよ!とたまに紹介されている target-densitydpi=device-dpi などを指定しようものなら、リンク先がえらいことになったりします。
Σ(゚д゚|||)ガガーン

参考記事:viewportのtarget-densitydpi=device-dpiで、ひどいことが起こった[x-fit – クロスフィット -]

今回、お世話になった記事

今回は 続:Androidブラウザでviewportのwidth指定[to-R]
で紹介されているスクリプトを改変し、さらにスマホを回転させたときにリサイズイベントを何回も繰り返してしまう過剰反応を抑制するのに リサイズイベントのパフォーマンスチューニング[次世代WEB研究開発] の記事を参考に仕上げました。

jQueryを使用していますので先に読み込まれるようにしておいてくださいね。

htmlとcssについて

今回、メディアクエリーを使ってブラウザ幅が、
480px以下481px~768px以下それ以上
の場合で別々の設定が読まれるようにしています。
<body>直下に<div id=”content”>がある想定です。

#content { 
width:960px; 
}
@media only screen and (min-width: 481px) and (max-width: 768px) {
#content {
width: 640px;
}
}
@media screen and (max-width: 480px) {
#content {
width: 480px;
}
}
javascriptのソース
//端末判定
myBr = 0;
if ((navigator.userAgent.indexOf('iPhone') > 0 && navigator.userAgent.indexOf('iPad') == -1) || navigator.userAgent.indexOf('iPod') > 0 || (navigator.userAgent.indexOf('Android') > 0  && navigator.userAgent.indexOf('Mobile')  > 0)) {
myBr = 1;	//スマホの場合myBr=1
}
$(function(){
if (myBr == 1) {
// ロード時
$(window).bind('load', function(){
spReSize();	//ウィンドウリサイズ
});
// スマホ回転時のリサイズ(回転時に何度も読まれてしまうのでディレイを設け処理を軽減)
var queue = null, // キューをストック 
wait = 300; // 0.3秒後に実行の場合 
window.addEventListener( 'resize', function() {
// イベント発生の都度、キューをキャンセル 
clearTimeout( queue );
// waitで指定したミリ秒後に所定の処理を実行 
// 経過前に再度イベントが発生した場合
// キューをキャンセルして再カウント 
queue = setTimeout(function() {
spReSize();	//ウィンドウリサイズ
}, wait );
}, false );
}
});
function spReSize() {
var portraitWidth,landscapeWidth;
var fitWidth = $("#content").width();	//コンテンツの幅を決めている要素の幅を取得
if($(window).width()<960){
if(Math.abs(window.orientation) === 0){
if(/Android/.test(window.navigator.userAgent)){
if(!portraitWidth){
portraitWidth=$(window).width();
}
}else{
portraitWidth=$(window).width();
}
$("html").css("zoom" , portraitWidth/fitWidth );
}else{
if(/Android/.test(window.navigator.userAgent)){
if(!landscapeWidth){
landscapeWidth=$(window).width();
}
}else{
landscapeWidth=$(window).width();
}
$("html").css("zoom" , landscapeWidth/fitWidth );
}
}else{
$("html").css("zoom" , 1 );
}
}

スマートフォンの解像度は新機種が出るたびにどんどん高くなっていくもので、ルンルン気分でメディアクエリーを使ってスマートフォン用~タブレット用~PC用のcssを作ってドヤッ!!!って表示するとスマートフォンやのに解像度高すぎてタブレット用のページが表示されとるや~ん!!!!!みたいな事態が起こります。Σ(゚д゚|||)ガガガーン
zoom値の計算についてなのでzoom値を、今表示されているcssのコンテンツの幅を取得して計算しようというのが趣旨です。

例にしているcssはレスポンシブですが、スマートフォン用に別ページを作った場合でもそのまま利用可能です。

!ご注意!

cssのzoomを使ってページの横幅ピッタリに表示させると注意しないといけないことがあります。
例えば、Android対策でページ内リンクをスムーズにスクロールしようとスクリプトを入れた場合なんかに

ズレるんです。

(´・ω・`)ショボーン
座標の計算についてページ内の要素から幅や高さ・座標を取得した場合、zoomを無視した値が取れるので、コンテンツの幅や高さ・座標と見比べる場合は、zoomの値を掛けないといけません。

その場合には

scZoom = $("html").css("zoom");

の方法で現在のzoom値を取得して計算するようにするといいでしょう。

ご苦労されているスマートフォン対応の一助になれば幸いです。



ども
etekichi
etekichi's tail
etekichi's banana

いんふぉま~しゃる