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田舎でQriousできるかな?

田舎でQriousできるかな?

この仕事の数少ないメリットと言えば、PCと通信環境さえあれば、どこに居ても仕事ができる点ですよね。反論は認めません。でも、殆どの人はその恩恵を無視して、都会の雑踏の中で毎日、疲弊しちゃってるわけです。朝は通勤ラッシュでもみくちゃにされ、夜は終電と追いかけっこ、手当が出ない早出や土日出勤、しかも報われない。。。シンドイ(´・ω・`)ドMカクテイ

で、やっぱりこのメリットを活かさない手はないと、ず~っと思ってここまで来ました。

女性制作ユニットQriousが掲げるビジョンの中で『どこに居ても働ける環境』という崇高なのがあります。元々、Qriousは一か所に集まって制作するスタイルではありませんので、通勤ラッシュや終電との駆け引きはないんですけど、故に時間や曜日の感覚がマヒしてしまって、なかなかon/offをキッチリと切り替えることはできなくなってしまいます。きっとみなさんもウナヅキマーチですよね( ゚Д゚)フルッ!

じゃぁ、on/offをキッチリと切り替えられるようにするにはどうしたらいいの?

今回はそれを真面目に考えてみましょう。
正論を吐きだせば、

 on/offができない環境や体質を改善しなければならない!

と、こうなるでしょうが、たかだか数ある制作会社のうち一社が必死にそれを唱えたところで、状況はまったく変わらないわけです。しかも変えようとするのはマイノリティ。それでもQriousは、主義主張が強い方なので、同業者に対してもクライアントに対しても、理に適わないものに対しては正しく反論し、いつも正論を吐いて怒らせているわけですけど、しかし、問題解決には程遠いなぁという実感があります。

そこで、周りを変えようなど大それた思考を諦めて、自分たちでまず何ができるか?を考えることにしました。Qriousが考える『どこに居ても働ける環境』とは、普段、自宅や近くのカフェ、ファミレス、コワーキングスペースなどで作業している環境を、もっと広範囲に置き換えた版で、例えば蒸し暑くてアスファルトの照り返しがキツい東京を遠く離れて、カラッと過ごしやすい沖縄や涼しい北海道などに滞在して作業したり、思い切って海外リゾートで作業したり、家事も忘れてのんびり実家に戻って作業したり…ってことです。
on/off切り替えるぞ!ってなると、その期間は仕事を断って、1ヶ月以上前から準備して、それをモチベーションに耐えてきたのに、結局、急ぎの対応や無理矢理差し込まれて計画が水の泡になっちゃったって話、あるある過ぎて泣けますよね(T_T)
休めたとしても、切り替えた後に仕事あるかなぁ?とか、置いてきた仕事気になるなぁとか、フリーランスには不安要素も憑いて回るし、勇気も覚悟も準備も必要ですからメンドイですよね。それがわかってるから、先回りして計画しないって人も多いのでは?

でもQriousが考えているこの方法であれば、普段の職場(仕事場)を離れはしますが、仕事は行った先でもできますし、事前準備や精神的ハードルはかなり低く済むはずです。つまり、Qriousがとりあえずの着地点として目指しているのは、

 なんとなくon/offできちゃう環境

です。斬新でしょ?

場所や環境が変わることでリラックスできたり、開放的になったり、ワクワクドキドキあるいはまったり微睡んだり、同業者と交流したりと、ストレスの発散や解消につながると思います。
Qriousは設立当初から、そういう場所や環境をつくりたいと考えていました。
都会の喧騒を離れて、海でも山でもいいのですが、静かな環境でゆったりと過ごす時間を定期的につくってリフレッシュすることが、クリエイターやエンジニアには必要だと思うのです。

気になる仕事や急ぎでやらなきゃいけない仕事が残っていても、仕事をする環境はQriousが創ります。みなさんはノートPCだけ持って来ればいいのです。
勿論、仕事をしないで済むなら、思いっきり羽を伸ばせばいい。
気になる仕事は持っていけばいい。問い合わせに応えたいのなら、メール返信だけすればいい。
そういう場所に来てしまえば、缶詰で仕事するなんてナンセンスだから、気になることを済ませたら思いっきり楽しめますよね。気分転換に近くを散策したり、温泉にゆっくり浸かってオッサン化したり、海に入ってはしゃいだり、山に登ると神が降りてきたり、同業者と交流したり、地元の人たちと交流したりと、朝明るくなったら起きて、夜暗くなったら呑みはじめて、その日のうちに寝て…そういう日常でありながら、非日常を愉しむ、そんな場所を創りたいと思うのです。
 
旅の途中で置いてきた仕事を考えてヤキモキしたり、旅の最終日にクライアントからのいやがらせメールをたくさん見なきゃならないことを想像して憂鬱になったり、なにより、キャンセルのリスクやon/offの境目がボヤけてる分、休み明けのギャップが少なくて済むなど、良い事しかないと思いませんか?反論は認めません<(`^´)>キリッ!

とは言いながら、これまで書いてきたことは、すべて想像の産物であって残念ながら現実ではありません。誰かが体験して、その体験談を伝えてるわけじゃないので、あくまで机上の空論で、そうなんじゃないの?って言ってるに過ぎません。この段階では『絵に描けない餅』です。そこで考えました。

こんなにぬるい事を言ってていいのか!言うだけ番長で、崇高なビジョンを達成できるのか!行動に移してこそQriousだろう!

ということで、Qriousから重大発表!

QriousのFounderでもある僕が、自ら実践してみなさんにご報告しようと、ここに決意表明いたします!
ホントに東京を離れてQriousが稼働できるのか?WEB制作や開発、デザイン制作が問題なく行えるのか?を検証します。しかも1日,2日出掛けたところで実証にはならないので、旅行ではなく短期移住にして、しばらくの間、生活の基盤を東京から田舎に移そうという大胆なものにしまっす!

まぁ当然ですよね。旅行気分で事業がうまくいくわけもなく、覚悟もない言うだけ番長について行く奴ぁいませんわな~

期間は最低1ヶ月、条件が整っている特定の地域で、自炊しながら生活し、地元の方々とコミュニケーションを図りながら、これまで通り変わらない仕事をする。不便や不都合がどの程度で、それは許容できる範囲かどうか、何で解決できるのか?ヒト・モノ・カネ?など、想定できる問題、想定できなかった問題を含めて調査、報告しようと思ってます。

ただ、現段階では一方的に決意を表明したに過ぎないので、これから移住する時期や候補地も含めて検討し決定します。少なくともこれで『絵に描いた餅』にはなりますね。

メンバーにもまだ話していないので、驚くかな?
いつも発表するときは突然だしサプライズですからね。メンバーだって、婚約しました!赤ちゃんができました!入院しました!離婚(ry…とか、びっくりするようなことをチャットでサラッと事後報告ですからねぇ(´゚д゚`)オタガイサマ~
でも、これがQriousなのかもしれませんね。

ということで、何らかの形でご協力いただけるみなさま、一緒に楽しくクリエイターの働く環境について考えていきましょう。
一緒に行ける方やメンバーになりたい方、お気軽にご連絡ください。



ども
etekichi
etekichi's tail
etekichi's banana

いんふぉま~しゃる