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まとまった時間などできない!悪い時間の使い方

まとまった時間などできない!悪い時間の使い方

やーやーこんにちは!Founderのヒロです。

今日は時間の使い方について、考えてみたいと思います。
言うまでもなく、一日はみんなに等しく24時間。
これをどのように使うかで、その後に差が出てくるとしたら、みなさんはどうしますか?

「時間は最も乏しい資源であり、それが管理できなければ他の何事も管理することはできない」

”Time is the scarcest resource, and unless it is managed, nothing else can be managed”

経営学者 ピーター・F・ドラッカー(Peter Ferdinand Drucker, 1909年11月19日 – 2005年11月11日)
の言葉です。

長い人生とは言っても有限です。いつ何が起こるかわかりませんし、自由になる時間なんてほんの少しだけ。
そう考えると長いと思える人生は、意外にも短いのかもしれません。

だとすれば、限られた時間を面白楽しくしたい\(^o^)/
仕事だって例外ではありません。どうせ働いて稼ぐのなら、面白楽しい仕事をしたい。誰だってそう思いますよね?(・ω・)

Qriousに所属するメンバーは、僕以外、全員個人の仕事や会社の仕事を抱えています。
所謂、Qrious専属は、一人も存在しません
@(o・_・o)@ ソウダヨ

個人の(会社の)仕事、家事、育児、妻役、母役、娘役、趣味、休息…いろんな事を掛け持ちで、一日中駆けずり回ってるわけですから、必然的にタイムスケジュールで動かざるを得ない状況です。
特に、この業界は時間との闘い。スケジュール通りにはいかないし、途中で差し込まれるし、理不尽な戻りがあるし、食べる時間や寝る時間、休む時間を削って忠誠を誓うみたいな、悪しき習慣がありますよね(・´з`・)ブツブツ

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半年ぐらい前、あるクリエイターがPRも兼ねてポートフォリオをつくらなきゃなぁって言ってました。フリーランスやクリエイターにとって、ホームページは営業ツールであり、広報ツールだと何度か言ってきましたけど、名刺と同様、一日も早く創った方がいいよねって話しました。

あれから40年(きみまろ風)・・・いや、あれから半年。またその話になり、まだ創ってないご様子。なんでも「仕事が忙しくてぇっ」と面白味のない使い古されたフレーズが・・・
でも、呑み会や女子会にはよく顔出してるよね?「それはそれ・・・」みたいな、しょーもない回答が・・・(-O-)ファー

そして、続けてこういうのです。
「まとまった時間が取れたら、一気につくろうと思ってます!」<(`^´)>キリッ!
こりゃ永遠にできないなって確信した瞬間でした(´゚д゚`)トホホホ

理由は、まとまった時間など取れない からです。

なぜなら、冒頭にも言いましたが、時間は誰にも等しく一日24時間と決まっているから。

例えばこういうことです。

平日の日常
        

  1. 睡眠時間を6時間とすると、稼働できる時間は  18時間
  2. お勤めならば、往復2時間拘束されて、残りは  16時間
  3. 定時までの勤務で、8時間拘束されて、残りは    8時間
  4. 生活の雑用で、3時間を消費して、残りは          5時間
  5. この残り5時間を残業やら食事の時間やらで分け合う

なんだかんだで振り返ってみたら、結局、残り時間は良くてぴったり0時間。悪い時なんかマイナスなので睡眠時間を削るハメに()´д`()ゲッソー
時間が余ればそりゃ軌跡。その軌跡を無駄にダラダラと使っちゃうのが世の中の摂理ですよね( *´艸`)ププ

概ねこういう感じで日常を過ごしているのではないでしょうか。
では、休みの日はどうか・・・休みを削って出勤したらほぼ同じ。平日出来なかったことが週末や休日に待ち構ています。掃除、洗濯、布団干し、家族との時間…一通りそれをこなすと、だいたい一日終わっちゃいますよね。

さて、ここで問題。
まとまった時間はどこにあるでしょ~ぅか?

そう、まとまった時間が自然にできることなどないんですよね。まとまった時間だけじゃありません。食事の時間、睡眠の時間、休憩の時間・・・つまり、仕事以外の時間は、意識をもってつくらない限り、自然とできることなどないのです。

でもさっきの話、感がいい人はこう思ったはず。「呑み会や女子会に出る時間はあるんじゃん」って・・・そうですよね。
つまりまとまった時間は自然にはできませんが、つくれなくはないのです。
自分が興味を持ったものには時間をつくって参加するんです。だから「時間がない」って言うのは詭弁で、「やる気がない」という方が、このケースの場合は正確です。

呑み会や女子会に参加するために、仕事を前後に詰め込んだり、進まないものは諦めて早めに仕事を切り上げたりして時間を強引に空け、リフレッシュのために参加する。
見たい映画を見に行く、ライブに行く、旅行に行く・・・など、時間の使い方は人それぞれ。
面白楽しく仕事を続けていくために、やりたいことや好きなことを優先させ、時間を愉しむのはとてもいいことですよね。推奨すらしたい。
でも、課題ややりたくないことをそのままに、言い訳をして先延ばしにしていても、ドンドン積もり積もって、そのうち呑み会に参加することすらできなくなってしまいます。自分で自分の首を絞めつける行為です。

時間はつくるもの!

いつまでもやりたいことや好きなことが続けられるように、考え方を変えてみませんか。
例えばこんな風に・・・
 

時間つくりのルール
        

  1. 一日のタイムスケジュールから、自由になる時間がどれくらいあるかを把握する
  2. 自由になる時間のうち1,2時間を、何もしない時間に充てる
  3. 休みの日もこの1,2時間は厳守する
  4. 時間が来たらすぐ辞める
  5. 食事、睡眠、休息の時間は削らない

このルールを守れば、1日にまとまった時間はとれませんが、何もしない時間に当たられた時間は、月間にすると30~60時間の隙間を産むことになります。
呑み会へ参加する場合は、これをもっと短いスパンで組み直したものですから、それに比べたら相当余裕があるように思いませんか。
1時間なら何もしなくてもダラダラと過ぎ去りますし、SNSなんかで話していたら、それこそあっという間ですよね。
 
この要領でポートフォリオやホームページ制作に時間を充てれば、完成までには長い時間を要するものの、半年後にまだできてないなどと笑えないシチュエーションにはならないでしょう。
30時間って結構大きな時間ですよね。それこそまとまった時間と言えなくもない(^_-)-☆

とは言え、時間刻みで行動するのって正直シンドイですよね(´・ω・`)トホホ
そこで継続していくためのポイントというかコツを考えてみましょう。

2014-11-18_hiro_2

続けていくためのポイント
        

  1. バッファをもつ
  2. ザックリとした予定にする
  3. 予定通りじゃなくても気にしない
  4. すぐにリスケする

スケジュールを組むのとは裏腹に、ざっくり行動するなんて矛盾してると思うかもしれません。

でも例えば、旅行のスケジュールを立てる時、行きたいところを全部行こうと詰めに詰め込んで、まさにタイムスケジュールを組んで、いざ現地に着いて行動してみたら全くスケジュール通りいかないってことは往々にしてありますよね。

そうならないように、計画はバッファを持たせて少し緩めに組むとイレギュラーの事態にも対応できますし、キッチリ何をするかを決めるよりも、なんとなくザックリとした予定にした方が、余裕があってゆったり行動できます。

また、そんなスケジュールも何かに没頭してたり集中してるとあっという間に時間が来てしまいます。基本は途中でも辞めること。充実した時間じゃなくても気にせず辞めます。予定が狂ってしまったときは、改めてリスケします。次回にチャレンジですね。

仕事で残業しちゃって、あるスケジュール飛ばしちゃったからといって、遅れてスケジュールに割り込ませるのではなく、飛ばした予定は翌日以降にリスケすればいいんです。
人との約束はなかなか時間の融通が利かないので、優先すべき予定になると思いますが、それ以外の予定は、多少前後しても問題ないので、ノルマと思わないように行動することが重要です。
今日1時間出来なければ次の日2時間つくる柔軟性が、時間に縛られずに継続させる秘訣です。

嫌なこと、苦手なこと、楽しくないことは後回しにしがちですけど、それでも進めなきゃいけないのであれば、こんな方法で少しずつ進めてみてはいかがでしょう。
少しでも進めることで気も楽になるでしょうし、やってるうちに楽しくなる可能性だってあります。
何より「時間がない」などと、カッコ悪い言い訳を自分にも他人にもしなくてよくなりますよね。

実際、クリエイターやエンジニアのスキルやリテラシーの向上は、時間の使い方次第で、数年後に大きな差がでるケースを目の当たりにしてきました。
有限の時間をどのように使うか、この機会に考えてみてはいかがでしょうか。

さて、僕が担当する記事は、年内最後となります。
一年間、辛抱強くお読みいただいたみなさまに、感謝です。
各メンバーの人となりを垣間見えましたでしょうか。

引き続き2015年も、新たなメンバーを迎えて役に立ったり立たなかったりする記事をゆる~くアップしていきますので、お付き合いください。

それではみなさん、良いお年を!



ども
etekichi
etekichi's tail
etekichi's banana

いんふぉま~しゃる