こんにちは、Founderのヒロです。

さて、今日は三好市池田町での最終日です。
三好市に来て１ヶ月、時が経つのは早いものですねぇ。

今回は関連画像がないので、ボツ画像を間に差しこんでいきますね。記事との関連は一切ございません(ゝω・)ﾃﾍｯ

うだつの庚申さん

先日、三好に移住したりUターンした人の集まり「移住者交流会」に出席し、現状や今後について、移住者がどうしていきたいか、どうするべきなのかを真面目にディスカッションする会に参加しました。
移住した動機や帰って来た理由、現状の不満、何をしていきたいか？など、田舎の現状や活性化に繋がりそうな面白いディスカッションでした。

その流れで、三好市のNPOやうだちマルシェの関係者などが集まった忘年会がはじまり、三好滞在中にお世話になった方々や、お逢いしたみなさんと、帰る前にお逢いすることができました。

さて、三好市移住体験のまとめです。

まとめ

11月21日～12月20日まで、30日間に渡った徳島県三好市のサテライト物件探しの旅もフィナーレです。最後にまとめっぽいことをやっときますかね<(｀^´)>ｷﾘｯ!

生活面

田舎の開けた街というイメージで、TSUTAYAやマック、スタバ、ピザのデリバリーこそありませんが、日常生活で不便を感じない池田町市街地と池田町の北側にある中山間地域西山、そして今回滞在でお世話になった三好市百年蔵がある、観光スポットへの入口、池田町川崎を体験しました。

山深い祖谷も環境としては申し分なく、ゆったりと田舎時間を過ごせますので、リフレッシュするには最高なのですが、やはりその反面、厳しい自然環境の中で、そこにサテライトオフィスを開設するのは想像以上に過酷で、市街地からのアクセスや仕事の利便性、自然災害のリスクなどを考えると選択肢からは外さざるを得ないことは、前回の三好視察のときに感じていましたので、サテライトオフィスの候補としてはやはり市街地で探していただきました。

ボリュームが危険な21世紀

呑み屋をはじめ、食べるところやスーパー、ドラッグストアなどの商業施設は街中に結構ありますので、自炊ができなくても十分に生活できる環境です。
娯楽という面では、あまり遊べるようなところや夜にまったりとくつろげるようなスペースはありませんが、先日の移住者交流会に参加していたみなさんが、いずれそういうスペースを創ってくれるだろうという期待感はあります。

市街地に住んでいたら、車がなくても十分に生活できますが、Kカーでもあれば、近くの温泉や地元で有名な食事処、四国のヘソなので県外へ遊びに行くのは便利だと思います。
また、山の方によく行く人は、4WDの方が良さそうですね。
四国でも冬は雪降りますよ！

仕事面

通信インフラに関しては、神山町と同様にストレスを感じることはまったくと言っていいほどありません。三好CATVが三好市全土に100Mbpsへの切り替え工事を行っていて、1月中には完了するということなので、さらに高速でアクセスすることが可能になりそうです。
ただし、既にCATVを宅内まで引き込んでいたら、CATVを引く費用は必要ありませんが、CATVを引いていない場合は、加入費用が10万円掛かるそうなので空き家探しをしている方はご注意くださいね。事前にCATVが引き込まれているかどうかを確認することをお勧めします。
CATVを見ないのであれば、NTTの光回線でネットだけ契約すれば8,000円弱/月で100Mbpsが使用できるようです。これも事前にご確認ください。

県外からのアクセスは非常に便がよく、徳島市内へは車で高速を使うか、汽車で１時間強、高松市内や高松空港までも国道を使って１時間強、他愛媛や高知も車であれば２時間弱、公共交通機関も出ていますが、ちょっと遠回りで２時間ちょっと掛かるようです。
また、岡山まで新幹線で来て、阿波池田まで1本で来られるルートや高速バスで関西方面から来るルートなどもあるので、出張しやすい環境にあります。

ただ、宿泊できるところが限られていることと、宿泊施設の情報が少ないので、フラッと来て宿を探すというよりは、予約して入った方が安全でしょう。

昔懐かしい春日食堂

受け入れ体制

サテライト開設のための視察は今回の三好市で2回目。受け入れ態勢と言う意味では神山町の方が遥かにシステム化されていて、視察の数も圧倒的に多く、NPOグリーンバレーさんが果たす役割は極めて大きく、行政や自治体の顔は殆ど見えないくらい、完全にNPOが主体的に動いて回している印象があります。
一方、三好市の場合は、市や県の自治体担当者のフットワークが兎に角軽く、いろんな情報を提供してくれたり、物件のアテンドや交渉、補助金等についての説明などを主体的に行っていて、神山とは対照的。
三好市にもNPOマチトソラさんがサテライトオフィスや移住等で使える空き家の現状調査を進めてますが、神山ほど大きな動きにはまだなっていません。NPOマチトソラさんは、どちらかと言うと地域密着型のNPOなので、地元の人たちとの関係が近く交流が盛んなので、街の人たちと触れ合えるのが特徴的で元気で陽気な人たちが暖かく迎えてくれます。

人が常時住んでいないという意味での「空き家」は神山も三好もあることはあります。しかし、年に1回くらい子どもが帰省した時の為に置いておきたいとか、仏壇があるので動かしたくないとか、イザ、ホントに借りたいという段階になって、やっぱり貸せないというケースが多くあるため、賃貸できる物件があるかと言うと、あまり数があるとは言えない状況です。
恐らく徳島県に限らず、全国でも同じような取り組みをしたいと思う地域もあると思いますが、同じような問題で地元の地主さんや貸主さんとのコンセンサスを取ってしっかりと準備していかないと、サテライトの誘致も移住者の誘致も、マッチングさせるのは相当、難しいだろうと思います。

きせるのアイドル？たば子さん

もちろん、東京でオフィスを借りたり買い取ったりするくらい、資金的な余裕があれば、また話は別ですが、賃貸で細々とやっている庶民が移り住むためには割とハードルが高いです。1，2年掛けてゆっくり進める覚悟が必要でしょうし、その間、何度か足を運んで物件探しをしたり、地元の人と交流する必要があるだろうと思います。

三好市の不動産屋さんが開示している物件概要を見ると、だいたい相場が2DKで4～6万円/月程度、オフィス用の物件だと10～20万円/月程度で出ています。都心に比べると相当安いですね。
ただ、味のある古民家は出回らないので、こだわる方は地道に待ってるしかなさそうです。

定休日で食べ損ねてガッカリの図

ということで、三好移住体験レポートは今回が最終回。神山町と三好市の視察を終え、サテライトオフィスの旅もこれで一旦終了です。次は視察ではなく具体的に物件が決まった時に再開することになるでしょう。
関係は築けましたので、あとは物件探しを引き続きお任せして、しばらく待つことになりますが、サテライト誘致を積極的に行ってる地域からお誘いがあれば、また視察に行くかもしれません。

また、サテライトオフィスの誘致活動を行いたい自治体やNPOへご協力できることがあれば協力させていただきますので、ご連絡いただければと思います。

Qriousのサテライトオフィス計画は、まだまだ道半ばです。三好市ではサテライトオフィスの開設に一歩も二歩も近づけましたし、一緒に街づくりができる仲間もできそうな気がしています。
引き続きサテライトオフィスの開設に向けて前向きに進めていきますので、進捗があったらまたご報告をいたします。

三好のみんな、またネ

東京に戻る前日、三好市百年蔵でお世話になったオーナー夫婦に焼き肉屋さんでサヨナラパーティを開いてもらいました。お世話になりっぱなしでホントに感謝してます。ありがとうございました@(__)@
サテライトオフィスで使えそうな物件を探しとくわ、正月にでもまたおいでって言っていただきました@(T_T)@ｱｻﾞｰｽ

正月は近すぎるので、次に行くとすれば、早ければ2月22日の酒まつりかな？@(●・ｪ・●)@ ｻﾙｻﾞｹ

ご覧頂いたみなさま、次は東京でお逢いしましょう・・・@(o・ｪ・o)@ ﾏﾀﾈ