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【神山移住体験レポ】阿波踊りの聖地へ~初日

【神山移住体験レポ】阿波踊りの聖地へ~初日

どーも、ヒロです。

みんなに送られながら、やってまいりました徳島県。何年かぶりで空港の名前も場所も旧徳島空港から阿波踊り空港に変わってました。

早朝、東京の自宅を出発し、リムジンバスが出るホテルまでガラガラとオレンジ色のトランクを転がし、ようやく着くころには汗だく(;一_一)
滞りなく羽田到着も、あまり時間がない。東京土産もホントは「とらや」とかにしようと思ってたんだけど、売り場が見つからず、目の前の「東京バナナ 新味」に魅かれて買っちゃいました…キリンみたいなやつ。残念ながら僕の口には入らず・・・(;一_一)

飛行機の搭乗率は70%くらいでしょうか。前方真ん中の3列席はほぼ空いてて、移動する人も何人かいました。ドリンクが配られ、イヤホンを座席に差し、B’z特集を聞きながら気付いたら寝ていたようで、ドン!という衝撃で目が覚めました。着陸してました。思ってたより近かったですね。大阪行くのとあまり変わらない感覚でした。

ここからがバスでの長旅です。まず空港から徳島駅に向かうバスに30分ほど。徳島駅から、路線バスで目的地まで約1時間ほど・・・飛行機に乗ってる時間よりも長いという(;一_一)
後で聞いたら、実際には30~40分くらいで徳島市内から来られるそうだが、バスは地元の人が通らないような旧道や山道を通るから余計に時間が掛るらしい。
とはいえ、バスの運転手さんは「目的地はバス停から少し歩くから、その目的地近くで降ろしてくれる」そうで、めっちゃいい人!って思ったら、これも後で聞いた話だと地方ではよくあることらしい(;一_一)

そして目的地の「神山町農村環境改善センター」の前で下してくれました。「この上が改善センターです」って教えてくれました。ここがNPO法人 グリーンバレーの本拠地。大南理事長と再会し、暫くお世話になる職員のみなさんにご挨拶。
まずは大南理事長自ら、町全体を流して案内してもらいました。位置関係や距離感が全く分からない状態なので、しばらく働く場所となるコワーキングスペースやコンビニ、スーパー、郵便局などキーとなる施設や建物、既にサテライトオフィスを開設している企業などいろいろと周ってランチの時間。ランチはイタリアンや町のおばちゃんたちの郷土料理などを日替わりでお店が変わる面白いシステムの喫茶店でとることに。すると、さっき挨拶した人達と顔を合わせて、狭いコミュニティならではの現象を体験。こうやって繋がっていくんだなぁというのが垣間見えました。

回った企業については、後日改めて話を伺いに行こうと思うが、そろそろ名刺をオーダーしないと残りがやばい(;一_一)
ってことで、神山町からオーダーしてみました。ネットでいつものところにオーダーを出してただ待つだけですが、東京に居る時と変わらないスピードで届きました。

それはそうと、ちょうど賑やかな時期に僕は呼ばれたらしい。
仕事場としてお世話になるコワーキングスペースでは、今週1週間、高校生にRubyを教えるセミナーが開かれているようで、高校生10名くらいに対して、指導する企業のプログラマーや開発者が同数くらい居る。徳島県の有名な開発会社らしい。一応、名刺交換はしました。

一方、同時期に大阪大学の院生5人が、神山の研究に1泊で訪れていまして、男性4人、女性1人で、みんな専攻は違うもののDr.を目指していて、話す内容や考え方、見る視点が、お利口さんでした。
その5人と僕の歓迎会を神山町のキーマン、岩丸さん宅で行うってことで、夜にお邪魔して、そこに大南理事長や他の方も参入、10名くらいでいろんな話を伺いました。
岩丸さん宅には、神山塾の塾生が下宿したり、突然来た人を泊めたりして、いつも賑やからしく、居酒屋もないこの町では夜の社交場が岩丸邸になっているようでした。
神山塾についてはおいおい、聞いてからアップしていこうと思いますが、神山の昼の顔が大南理事長なら、夜の顔は岩丸さんだと誰かが言ってましたが、人が集まってくる明るいキャラクターで、いろいろと細やかな気遣いや世話をしてくれる人柄だということはすぐにわかります。
移住するうえで、或いはサテライトオフィスを置くうえで、物件探しや交渉などを手伝ってくれるということなので、こちらの希望はしっかりと伝えました。滞在中に、また何度かお邪魔することになりそうです。

神山の人は、基本的には岩丸さんのように、外から来た人を迎え入れるという気風があると聞きました。この神山には四国八十八ヶ所の第12番札所の摩盧山焼山寺があるそうで、その昔、11番札所から焼山寺までの道のりが過酷なため亡くなる人も出たほどだそうで、焼山寺に辿り着いた人を介抱したり、労ったりする「お接待」で助けられた人も多いと聞いて、そういう町民の気質が残っているのかもしれないと伺いました。

神山町に若い人が移り住んだり、IT企業がサテライトオフィスを開設できるのは、こういった神山町の人々の考え方や文化が大きく関係しているんだなぁと、歴史や文化についても興味が持てました。

初日は、神山町のアウトラインを少しだけ、理解できたところでお開きとします。
神山移住体験レポは不定期で発表していきますが、Blogは毎日覗いてくださいね(;一_一)



ども
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いんふぉま~しゃる