タイミングってあるもんですねぇ。先日、短期移住の計画を発表しました。(「田舎でQriousできるかな」 参照)　決意表明後、短期移住と言っても、ライフラインもないところだと仕事するのに支障が出るし、だからと言って整備されてる街だと東京に居るのと大して変わらないから、場所選びが難しいなぁと思ってました。

するとGoogle先生がこんなものを見つけてくれました。(詳細 イン神山 参照) このサイトによるとアートで町おこしをしているようで、読み進めていると中山間地にも関わらず “ ひかり ” が敷いてある他、移住者誘致の支援を県や行政が薦めていることがわかり、冒頭に考えていたモヤっとしていた悩みが一気に晴れたような気がして、ものすごく惹かれ始めたので、更に詳しく知りたいと思っていいろと調べてみました。興味を持った方のために以下にサイトの情報を共有しておきます。

神山バレー・サテライトオフィス・コンプレックス（ＫＶＳＯＣ）
http://www.in-kamiyama.jp/kvsoc/

とくしまサテライトオフィスプロモーション
http://www.tokushima-workingstyles.com/home.html

神山町役場 | 役場Office
http://www.town.kamiyama.lg.jp/

徳島県にある神山町は、NPOを中心として町の活性化を図るために、町民も民間企業も一緒に巻き込んで、空き家や古民家を地域のコミュニティやコワーキングスペース、カフェやレストランに改築するなどして再利用し、若者の県外からの移住や企業誘致を支援する活動をしていることが判りました。更に行政や県もこの地理組を支援しているということで、ここまで移住に対して力を入れている自治体や行政は全国を探してもなかなかないと思います。

タイミングの話に戻しますが、いろいろと調べていると不思議なもので、必要な情報が自然と集まってきます。その影響か判りませんが、Twitterでこんな情報がRT経由で流れてきました。

徳島の過疎地にIT企業のオフィスが集結してるらしい – NAVER まとめ
http://t.co/VQTFQT66zI

絶妙なタイミング。ですが、残念ながら殆どが既知の内容だったので肩透かし…そんな内容の書き込みをしました。
すると、Qriousメンバーの一人が、それを見たようで「神山ってこんなことしてたんだぁ…あ、この活動を手伝ってる知り合いが居ますよ？ 繋ぎましょうか？」って、その日のうちにコンタクトをとってくれました。
思わぬところからの援護射撃。味方に後ろから狙われた！くらいの衝撃が、が、が(´ﾟдﾟ｀)
考えてみたら、彼女は徳島県産でした。なるほどぉ～そういう繋がりかぁ…それにしてもすごいタイミングですごい所からスナイパーが現れたなぁと感心しました。
　
まだ終わりませ。
連絡をとってから数時間後、その移住やサテライトオフィスの誘致活動をしている、NPO法人 グリーンバレーの大南理事長に話が伝わり、直接メールでやり取りした方が手っ取り早いでしょ？ってことで、連絡先が手元に届きました。なにこれ(・_・)？ 漫画とかアニメみたい。決意表明して2日、たったの2日でこの進み具合( ﾟДﾟ)ｽｹﾞｪ~

お待たせするのもなんだし、早速、次の日に折角いただいた数少ないチャンスを行使せねばと、あまり考えが纏まっていない状態でしたが、失礼を承知で大南理事長にメールを送りました。短期間の移住を考えていること、サテライトオフィスを構えるかどうかは短期移住後に実現可能かどうかを判断したいということ、スーパーや商店、銀行、病院などGoogleMapでは確認できない生活環境や移動の手段など、どこを見ても掲載されていない情報について、たどたどしく、取り留めもなく書き綴りました。いや、書き散らしました(´-ω-`)
考えてみたら、初コンタクトでいきなり過ぎたなぁ、と送信ボタンを押してから気付くのでした。orz

丁度、TVでも放送されていたらしく、Twitterでの情報はそのせいかぁと納得しつつ、TV放映があったのなら問い合わせも多いだろうし、いくら過疎化が進んでいてもTVやSNSの情報拡散はしばらく影響があるだろうから、こちらの返事はだいぶ先になるだろうなぁと、タカをくくってました。引き続き、別の地域も探してみようと思ってました。
しかしそれから2日後、意外にもというとなんですが、こんなに早く大南理事長からメールの返信がありました。しかもそれがなんと驚きの内容でした。

実は今、東京に来ていますので、逢ってお話しした方が速いでしょう。

な、なんと、決意表明をしてから心の準備ができてないうちに、本丸に出向く心境で有ります(｀^´)>ﾋﾞｼｯ!
連休初日の土曜日に、都内のホテルで大南理事長とお逢いすることになってしまいました。急展開過ぎて逆に落ち着いてるくらいですが、事がトントン進んでいくのに戸惑いを感じながらも、どこかワクワクする気持ちと、短期でも移住するからには、それなりの準備が必要なので、その対応と身辺整理を一気に進めなきゃいけないという先走った気持ちがゴチャまぜの複雑な心境でお逢いすることになりました。

実はお逢いした後に、この記事を書いているのですが、大変有意義なお話を聞くことができました。コチラも決して軽い気持ちではないのですが、別次元のレベルで、地方の現状や高齢化の未来について、或いは地方行政についてなどの深い話、厳しい現状を伺うことができました。

今回は長くなりましたので、大南理事長とのお話は、次回のお楽しみ…（つづく）